故人が亡くなられて、初めて迎えるお盆のことをいいます。前回の投稿に続き、新盆・初盆の過ごし方をご紹介させていただきます。
※浄土真宗では「お盆」行事はありません。あくまでも一般的な知識の普及を目的に掲載しています。浄土真宗のお盆の過ごし方については、ぜひ菩提寺の僧侶にお尋ねください。
服装
お招きする側は、喪服を選ぶのが一般的です。また、招かれた側も喪服を着たほうがより適切ですが、暑い時期ですので地味な服装でも大丈夫とされています。
新盆・初盆に招かれたときは
故人に近しい親戚は、新盆には盆提灯を送るしきたりがあります。ただし、住宅のご事情などから飾らないところも増えていますので、主催者に聞いてからお贈りするとよいでしょう。また、不祝儀袋に「御提灯代」と表書きをして、お金を包むこともあります。
また、故人と親しかった友人として招かれた際には、「御仏前」「御供物料」として現金をお供えするか、故人の好物だったお菓子や季節の果物、贈答用のお線香をお供えすることが多いようです。御仏前の金額の目安は故人との関係によりますが、およそ5千円〜1万円程度とされています。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。