浄土真宗 本願寺派の年中行事(2)

永代経

永代経法要は、忌日ごとに永代にわたって読経する行事で、一般の寺院では年に一回、法座を開いて行うのが通例となっています。 永代経法要といっても、他宗のように死者に対する追善回向する意味ではなく、亡き人を縁として寺院に参詣し、故人を追慕するとともに自身の聞法のご縁を頂きます。永代経法要のために懇志を納めますが、これは法座や諸堂の維持など寺院の教化活動のために用いられます。

※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。