故人が亡くなられて、初めて迎えるお盆のことをいいます。「新盆」は「しんぼん」「にいぼん」と読むことが多く、「初盆」は「はつぼん」と読みます。故人が仏になり初めてのお盆となりますので、より丁寧にご供養することが一般的です。
※浄土真宗では「お盆」行事はありません。あくまでも一般的な知識の普及を目的に掲載しています。浄土真宗のお盆の過ごし方については、ぜひ菩提寺の僧侶にお尋ねください。
新盆・初盆はいつになるのか
一般的には、故人が亡くなられ、四十九日法要を終えて、初めて迎えるお盆になります。地域の習慣にもよりますので、詳しくは菩提寺にお尋ねください。
新盆・初盆の行い方
準備の仕方は、基本的には普段お迎えするお盆と大きく変わりません。ただ、新盆・初盆のときのみ、親戚や故人の知人・友人を招いて法要を行うことが一般的です。
段取りとしては、丁寧に仏壇、仏具を清め、お盆の入りには精霊棚を準備して供物をお供えします。当日は僧侶にお経をあげてもらい、その後、参会者で食事をします。
また、お盆の行事は古来の農耕儀礼や祖霊信仰などが融合して行われていることが多く、地域や宗派によってさまざま違いがありますので、詳しい執り行いについては菩提寺にお尋ねください。
(次回に続きます)
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。