日別アーカイブ: 2014年8月4日

浄土真宗の行事 宗祖降誕会

浄土真宗の行事 宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)

宗祖、親鸞聖人のご誕生をお祝いするご法要です。

親鸞聖人は、1173年(承安3年)4月21日(旧暦4月1日)に、京都日野の里でご誕生になられました。

この宗祖降誕会は、明治7年に、本願寺第21代宗主明如上人によって京都西本願寺で営まれ、やがて一般のお寺でも行われるようになりました。

これに似た行事として、仏陀の誕生を祝う灌仏会というものがありますが、浄土真宗ではこちらの行事の方がより盛んな様です。現在では、この日に近い休日を利用して、催されることが多いようです。

浄土真宗の行事 報恩講

浄土真宗の行事 報恩講(ほうおんこう)。御正忌(ごしょうき)

宗祖、親鸞聖人の祥月命日の前後に営まれる年忌法要で、浄土真宗寺院および門信徒において最も大切な法要行事のひとつです。

阿弥陀仏の本願力によって救われた喜びを、同じ門徒同志が集まって、互いに念仏を唱えながら感謝します。

本願寺三世覚如が、親鸞の三十三回忌に『報恩講私記(式)』を撰述したことが起源であるとされています。

現在では執り行う期間が3日前後と短縮されることが多いのですが、かつては一週間ほども続く大法要でした。本山では現在も一週間の期間執り行われています。