四十九日までの法事でのお斎は、本来なら精進料理にするべきですが、現在ではほとんどこだわることはありません。
また、その他の法要の際のお斎でも、お料理に特別な決まりはありませんが、伊勢海老や鯛などの慶事用のお料理は避けることが一般的です。仕出しや料亭に予約注文をする際には、慶事用の料理を省いてもらうために、法事の席であることを伝えておきましょう。
お食事の形態としては、一人分がはっきりと分かれているお膳の形式が好まれます。騒がしくなりがちな立食形式や取り分ける会食料理は避け、静かに故人を偲ぶことができる方式が無難とされています。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
「仏花」とは、墓参りの際やお仏壇に供える花のことです。基本的には、一対にしてお供えします。
仏花の種類には、菊がよく見られますが(芳香が邪気を払うとされています)が、お供えする花の種類に特別な決まりがあるわけではありません。
ただし、バラなどのとげのある花、芳香の強い花、毒のある花は避けることが多いようです。
お花屋さんに「仏花をお願いします」と言うだけで、適切なお花を見繕ってもらえますし、ご先祖様の好まれたお花を一対ご用意されても良いでしょう。
一般的に仏花に選ばれるお花の種類は次のようなものです。
輪菊、小菊、洋菊、カーネーション、百合、テッポウユリ、アイリス、金仙花、スターチス、りんどう、グラジオラスなど
これらのお花を組み合わせ(組み合わせる花の数は、奇数が一般的です)、白、黄色、紫などの華やかな色使いが施されることが一般的です。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
浄土真宗本願寺派 蓮光寺 墓苑案内 - 川辺 Copyright(c) 2013.Renkoji Boen Annai .All Rights Reserved.