お線香をお供えする目的は、仏様の食事、さらに香煙を通じて仏様とお話しするという意味があると考えられています。また、お参りされる方のためには、身を清めることや、香りによって心を落ち着かせ、仏様と向き合うことに大きな意味があります。
お墓参りの際には、お線香を点火して香炉に立てるか、線香皿に横にして寝かせます。
お線香の火は、手であおいで消すのが礼儀とされています。吹いて消すものではないと言われているのは、仏様の前で息を吹きかけることは不作法とされているからです。
また、お線香の本数やあげ方は宗教や宗派によって作法がありますので、正しい作法に関心がある方は菩提寺の僧侶に確認されると良いでしょう。
エンディングノートとは、人生の締めくくる時に備えて、ご自身の人生を整理し、その思いやご希望を、ご家族や大切な方に明確に伝えるためのノートです。
様式は様々で、記入項目も様々なエンディングノートが書店等で市販されています。何を書くのかは自由ですが、次のような内容を記しておくのが一般的です。
(1)自分自身の記録、思い出、(2)いざというときの意思を記す、(3)お葬式・ご葬儀・埋葬などについての希望、(4)お墓・墓地・霊園についての希望、(5)財産に関する事項、連絡してほしい人のアドレス帳、(6)大切な方々へのメッセージ。
【例:記載項目一覧】
・ご遺言のこと ・感謝のメッセージ ・看病・介護と死について ・病院/日常生活
・人生/自分史 ・思い出アルバム ・趣味/好み/こだわり ・葬儀の希望
・埋葬 ・供養 ・不動産 ・住居 ・預貯金 ・株式 ・年金/健康保険/生命保険
・損害/傷害保険 ・税金・ローン ・クレジットカード ・会員退会/会員権手続き
・車 ・ペット ・形見分け/寄付 ・家系図 ・家族/親族リスト ・友人/知人リスト
・関係会社/団体リスト ・ご近所リスト ・記念日リスト
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